chikyuwatomodachi’s diary

地球はともだちのお話

息子よ〜シリーズ!笑っちゃう人生もいいのはなし。

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Facebookで息子よ〜!シリーズを書くとなぜか
イイネ(≧∇≦)b率が高い。

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この息子とのやりとりで毎回怒りたいのに
笑ってしまう!という事態が起きてしまう。

これは、本人の特な性格のせいか
基本的に平和主義なのと、ちょっとアホなことが
どうも吉本よりオモシロイことに繋がっている。

中1にもなると、親と口を聞かない。
反抗期だ!など、とかく世の中の男の子は
思春期に突入する。

しかし、我が家の長男は呆れるほど良くしゃべる!

そして、数々の事件を家庭内で起こし
怒られてもかなり瞬時にケロッとするから
こちらもコケそうになってしまう。

そんな、息子よ〜!を
シリーズで綴ってみようと思う。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%82%A0%E4%BB%81%E8%A6%AA%E7%8E%8B

まずは彼の誕生秘話から。

平成18年9月6日誕生。
この日は出産予定日を医者の都合で決めた日。

なんと言っても37歳の高齢出産で上の娘の時は
緊急手術で帝王切開に切り替わった。

一度、帝王切開をしていると確率として
また、帝王切開となる。

一度切った皮膚は薄い訳で、医者のおじいちゃんは
相談も無くカレンダーをペラペラとめくり

「う〜んと、この日、この日にしよう!」

「はい?」

と呆気なく決まる。


いわゆる、予定出産。

最初の出産、初産とは訳が違う。
勝手もわかっているし、帝王切開事態2回目なんだから怖くない。

1回目は正直怖かった。

体を切られるのも初めてだし、麻酔も。
しかも、緊急のバタバタの中に産む帝王切開への
サインする手が震えていた。

しかし、息子の時は違う。
なんか、のほほんとしていて緊張感もあまり無かった。

更には看護師さんからこう言われ

「好きなCDとか持ってきてくださいね。
         手術室で聞けますからね〜。」

1回目の古びた総合病院とも違うし、私立病院は
何かとオシャレであった。

そして、いよいよ9月6日が来た!

手術室までは徒歩で行く。
前回は車椅子だった。

そして、ドアの前でなぜか一礼。
剣道の試合の時みたいに。

看護師さんにCDを渡したら、その看護師さん
とっても明るくにこやかな上にスポンジボブ
ユニフォームを着ていた。

CDは当時6歳の長女が選んだ
アメリカのポップスグループ【ハンソン】

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%A1%E3%82%AD-MMM-BOP-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/B000056465

そのポップなロックを聞きながら手術ははじまる。

おじいちゃん医師は芸術家肌なのか、私のお腹を眺めながら腕を組んで何やら考察中。

「傷を小さくするから、ちょっと押すよ〜」

そう言った瞬間!

不思議な事に、引っ張られ外に出される感覚が
私に起こった!

なぜか、暗い洞窟の中
まるで、スペースマウンテンのジェットコースターに乗ってハイスピードでびゅ〜んと行く〜

早い早いはや〜い

ぎゅ〜ギュギュ〜 ポコンッ

一瞬、水の中をプカプカ浮いた。
穏やかな小さな波だった。

ホぉ〜としていたら

スポンジボブ看護師さんに

「はい!男の子でーす♪」


なんだ?なんだったんだ〜!

完全なる幽体離脱だった。。。

普通は産んだ後は、どっと疲れて眠れないはずだがなぜかハイテンションモードに入り
傷の痛みに耐えながらメモ帳にイラストで
先程起きた事を描いていた。

そういえば、この子がお腹にいたときから
不思議な事の連続だった。

玄関の鍵が刺したとたんにポキンと折れて
家に入れなくなったり。

検診に通う私を誰かに見られてると思って
カーブミラーに赤ちゃんを抱っこするお母さんが
こちらを笑ってみていたり。

奇っ怪な事が多かった。


「あー!わたし宇宙人を産んでしまったんだ。」

何を隠そう、その日は昭和天皇陛下の孫に
初めて男の子が誕生した日であった。

古くから、天皇一族では男の子の誕生に相応しい日を暦から読み取り産んだ。それを帝王切開という。

もうひとりの帝王を産んでしまった。
その男の子には凱(ガイ)と名づけました。

彼の来るところにはいつも平和が訪れる様に。

字は体を表す⁉ のか。

いつでも、幸せに笑っている。
平和主義。
争いを好まず、楽観的。
動物や虫をこよなく愛し
ほのぼのと生きている。

赤ちゃんの頃はずっと抱っこだった。
背中にスイッチがあって、置くと泣く様に
できていた。
中耳炎は毎月の定番。保育園も半分はお休み。
私のカルチャースクール講師の仕事も
続けられないほど、呼び出しばかり。

幼いときは突然いなくなったり、
大変な面もあるが、
基本キャラがユニークで笑ってしまう。

私の人生で出会った中でもかなり不思議な子。
これから、どんな人生を歩むのか
まだまだ目が話せない。


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