chikyuwatomodachi’s diary

地球はともだちのお話

愛し愛され愛氣法 vol.1

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『痛いの痛いの飛んでいけ〜』


幼い頃、机の角に頭をぶつけたら

お母さんや周りの大人がおまじないをかけてくれる。

そう、これぞまさに愛氣法だ。


名前の由来から考えると

全ては愛すだけでいい

この愛氣法を考案された坂田氏はこう話している。

人間の身体とは本当に不思議であらゆる病気は
自然治癒力で良い状態に導く事ができると。



かれこれ10年以上前に、わたしは初めて病院で介護職に就いた。看護助手、いわゆる看護士のサポート。

この時は元夫の会社より急な倒産で、幼い子供たちを支えるべく安定した職をハローワークでか探した。

資格は一切持っていない。
経験もない。

お化け屋敷の様な古い病院ではあったが、
地元の東村山と小平の間にある有名な緑風荘病院。
 
そこで、働きはじめてすぐに身体の大きな100㌔以上ある女性の対向(壊疽しない様に向きを変える)する為に通常は4〜5人で持ち上げていた。

その日は確かに介護者の手が少なかった。

ベテランのおばちゃんが、二人で持ち上がるから
やろう!と声をかけてきた。

ここで少し疑問はあったが、やってみる。

シーツの端と端を其々が持つ。
私は足側にいた。

「せーの!」
という掛け声に合わせて、上に持ち上げる瞬間

ベテランのおばちゃんがシーツを持つ手をパッと
放したのだ。

全身で力んで、支えようとした時に

「パキッ!」

と鈍い音を立て膝が鳴った。


仕事終わりに、和式トイレにしゃがんだら膝の異常に気づく。1人で立ち上がる事ができず必死に腕の力で手すりに捕まって何とか支えていた。

最初の医者は働く病院の中で受診
「老化による膝の故障だからヒアルロン酸注入しよましょう」
30代後半で老化‼
これは仕事中の事故だ。
ここの病院は危険だと判断し、紹介状を書いてもらう。 
次の病院では
「膝にチタン合金を入れなさい」

しかし、手術は受けなかった。
脚に筋肉をつける事を勧めてくれた接骨院の先生が
1番まともだった。

しかし、この膝の傷みは疲れてきたり、酷使していると必ず襲ってくる違和感。
軋むようになる。

何年かに一度はスポーツ整骨院で診てもらうが
完治はしなかった。


今回、この膝について坂田氏に相談しておいた。

坂田氏は高校生の頃にお兄さんが購入してきた1冊の本に出会う、その本を熟読し催眠法を学び、
友達に催眠術があっさりかかるという経験をしている。

そこから、たくさんの悩みを抱える人たちの元へ
出向き、1ヶ月の半分は旅生活である。

愛氣法と名付けた愛することで自然治癒力を引き出す方法を身に着け、これを伝えている。


昨日はこの愛氣法とはなんぞや⁉
という事もあり、身近な人たちだけで受けてみた。

母も高齢となり、身体のあちこちが疲れ固まっているのでトップバッター。
愛氣法を始めると、坂田氏は穏やかに静かな声で

「これは私が何かをしている訳ではないです。
貴方の身体が自然に揺れ始め身体を
緩めているのです。」

母の身体は前後に揺れ始める。

その後は、マットの上で手を当て愛氣を送る。

母は静かに寝はじまる。


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次は友人の男性。


彼は長らく、歯の治療で苦労した事や

目のトラブルについて話をする。

そして、同じ様に愛氣法をはじめる。


3人目はわたし。
膝のトラブルを抱えていた事もあり、コレが治ったら本気で筋トレしようと決めている。

どんなスポーツも膝の故障で、すぐに痛くなってしまうからだ。

背中側から坂田氏が肩に手を軽く乗せる。

すると、私の身体は、ユラユラと揺れはじめる。

心地よく揺れる感覚。


次に仰向けとなって横になり

坂田氏の手が足首に当て、両膝に当て、お腹に、
顔の両頬に触れるか触れていないかぐらいのソフトな感覚。

「はい、美しくなります。これだけの身体なので
エストがまず締まってくる。顔のたるみは引き上げるのではなく、抵抗に逆らわずちょっと下げる。
愛氣法は自分がどれだけ美しくなるかイメージする力。もっともっと美しくなる。」

と言った様な声がけ。


ああ、そうだ、そうだった。

ピーク時、私の身体は108㌔まで大きくなった事がある。最初の出産の頃だった。

そこからは脱出できたが、ダイエットという
減量がかえってリバウンドしやすくなる事も人体的に理解している。


このイメージトレーニングについて、いろいろ質問をしてみた。

すると、
「美人は作れるんですよ」

と坂田氏はアッサリ言った。


そう言えば、私も身近な人に

「本来のえみさんは小鳥の様に小顔で首がスーッとしているんだよ。俺には分かるんだ!」

という最高の口説き文句を言われた事がある(笑)

これは口説き文句ではなく、催眠法だったのかな?




さて、

愛氣法は愛から成り立つモノだと言う事がわかった。


お母さんの手が幼子を撫でるような愛を送る。

そして、何よりも大切なのは

自分の中にある幼子、インナーチャイルド
話しかける様に自分自身を愛すること。


第二回目の愛氣法はワークショップを企画してみようと思っている。

現在、料金等は御布施方式、ドネーション形式で
行われているが、3日間のワークショップが決まったら、改めてお知らせ致します。

熊本から遥々やって来る、仙人の様な坂田氏からの
メッセージは

「私が治すのではない。誰でもできる。それを
伝えているのです。」

あらゆる病気や悩みを持つ人に愛氣法を届けているが大切な事は受け取る側の心持ちだ。
 
次回はワークショップにて愛氣法を開催企画してみようと考えている。