chikyuwatomodachi’s diary

地球はともだちのお話

海外おんなひとり旅

家出計画のことを書いていて気づいたのは
ひとり旅経験があるということ。

あれは、24歳の頃。

バブル崩壊後の婦人服会社に勤めていた私。
商品を巨大マーケットと称して作り込むも毎年山の様な在庫に溢れている会社だった。

入社2年目にして、計画書の綿密さと売上げ貢献で希望の店舗に異動となり、更にクレジットカード契約数を伸ばして全国5位として話題となる。
新人社員がそこまでやるのかと個人評価がAランク。
ボーナスにダイレクトに結果が出るはずだったが
全く評価に繋がらない。上司に相談したところ
お店の売上げが伴っていない。とのこと。

この時に先の未来が見えていた。

「この会社駄目かも知れない。」

そこに気づいたと同時に次の未来を考え始めていた。きっかけはワーキングホリデーの話だ。

電話をくれた昔のバイト仲間が、そんなメッセージをくれた。 
その一本の電話がきっかけで、旅の予感がはじまり
1ヶ月にどのくらいお金をプールできるか綿密に計画を立てる。
 
当時はひとり暮らしで、大卒で手取り18万円。
社宅に暮らしていたので、
家賃5万円+光熱費+食費=10万円
 
会社の制服購入と称してカードの支払いがかなり
あったが、それを全額支払い終わると身が軽くなった。

月々、10万づつ貯金し10ヶ月で100万。

毎日、キャベツの千切りと手作りおにぎり。
ダイエットしていないが、当然痩せていった。

旅の目的地はカナダにした。
治安の良さとクリーンなイメージ。

大きなトランク2つとデイバックを背負って
波瀾万丈なわたしの一人旅がはじまった。
アメリカを経由し、ロスで親友のナオミと過ごした
後、カナダの東側へ。

トランジット先で航空券を失くすという
スタートから、先が思いやられる旅のはじまりだ。