chikyuwatomodachi’s diary

地球はともだちのお話

👛お金の感覚💴

【お金】というキーワードで話してみると
反応がスゴい。

1.たくさん稼げる人はエライのか?

2.お金が無いと生きてゆけないのか?

3.働かないとお金が入ってこないのか?


さて、ここで私のお金に対する価値観についてお話しましょう。

先日、まとまったお金を受け取る約束をしました。

しかしこれは現金で貰った訳ではないし
口頭で聞いた金額でしかない。
しかし、ここには多くの人たちの働きと喜びが入っている。
お金はただの紙に過ぎないが、エネルギーでもある。
わたしは、金額の内容に一喜一憂しなくなった。そこに掛けられた思いや、評価されることへの価値を知っている。
なので、これは喜び料なのだ。


さて、過去にわたしを応援してくれる年配の女性から
「エミさんにプレゼントしたいのよ。あなたの作る会社でなく、あなた自身で如何様にでも使って欲しいの」

そう言ってお電話をくれた。

その日は通帳を持っておらず、記帳しに行った時にはじめて金額を知ることになった。

その金額は100万円だ。

働いて100万円を稼ぐことは経験があっても
託される100万円は初めての感覚。

朝一番、年配の女性からのメールが入っていた。

《お金というのは生かすもの。
わたしは大金持ちでもないし、コツコツと
働いて貯めたお金。
このお金を会社のために使ったら、会社は
一生残る訳では無いからダメ。
あなたの活動やあなたの家族、何に使っても構わないけれど、あなたのためにプレゼントします。》

そういった内容のメールだった。

このメールを開封したのが、朝早い電車の中だった。たまたま、手に花束を持っていたので涙を花束で隠しながら何とも言えない感覚に包まれていた。

お金の価値はそれを使う時の感覚が大切。

このお金の約1/3は授業料として、朝早くから集まる経営者の会へ会費として支払う。

人から学ぶ経験の話を聞きに、ほぼ毎日
モーニングセミナーへ足しげく通った。

そこには、経営者が早朝から会合を開き
自己の学びのために交流をする。

大きな会社の社長さんから零細企業の社長さんまで、人としての在り方について実践や体験から得る哲学を学んでいる。
そこに、3年間3ヶ所の会へ入会し毎日どこかの会へ参加させていただいた。

人というのは実に面白く、毎日会う人とは
年齢を超えて学校のクラスメイトの様な一体感が生まれてくる。

そして、実践や体験については会合に出なくても毎日体感しているのだ。
そこに気づくか気づかないかだけである。

哲学の学びは深く、基本に忠実で純粋。
自然からの教え、家族、夫婦、親子など
身近なことに答えはあるのだ。

さて、お金の話しに戻そう。
この3年間、倫理法人会へ支払った額は

1万円×12ヶ月×3箇所×3年間=108万円

もう、あの100万円は使ってしまっていた。

しかし、無駄な事はひとつも無い。

わたしは経営者の感覚や人の在り方について
学ぶことができた。

次に朝陽を浴びる会主宰している
友人が開く個人セッションで才能学を受けた。
いわゆるコーチング。
それまでは、正直興味がなかった。
受講したきっかけは、1人の少年の死。

常に前向きで、未来に溢れる若者が交通事故で他界。まだ、18歳になったばかりだった。

彼とのご縁は二回のみだけれど、二回目は
地球はともだちプロジェクトの国会衆議院議員会館での企画イベントだった。
とても爽やかに登壇し、自分の意見をしっかりと伝えてくれた。本当に残念だ。
もうすぐ亡くなり一年が経過する。

この彼に背中を押された様な気分で才能学セッションを受講した。
内容は自分への確認となって、再び活動する事ができている。

再度、自分を知るために奮い立たせるための
投資でもあった。
この才能について開花させるきっかけにも
なっている。

見えない物にお金を払うことを恐れなくなった。
通販やお買い物、家や車の類い。
これらは、物品として購入するので物質的な欲望を満たすように見える。

ある日、物に溢れ税金の通知がやってくる。

そんな経験もあるから、本当に必要なことにお金を使う事にした。


ある時、少年刑務所で刑期を終えた20代の青年と知り合う。
彼は初対面の時に
「僕は障害者なんです。」
とニコッと笑う。

しかし、わたしは26種類の仕事を経験した中に障がい者支援の仕事を経験しているので

「あなたのどこが障がい者なの?手帳を持っているからと思っている?」

彼は刑務所を出る頃には精神病の薬漬けで
そう思い込んでいた。

わたしの行くところには、まるで鞄持ちの様について回りカフェやお昼ごはんはすべて
出されるモノを嬉しそうに食べていた。

ある時、彼にこう言った。

「安くてもいいから、小綺麗な服装に変えてごらん。」

美容室代を誕生日プレゼントし、彼の人生についての方向性を学ぶ体験に別途10000円払っておいた。

その後、スタバでお茶しながら
「次は自分で稼いだお金で食事をしてごらん。」

すると、彼はわたしの元を離れていった。

しばらくすると、仕事が決まりスーツを購入したと報告があった。

「今後、人の苦手とすること、人がやりたがらないことを仕事にしようと思っています。」

もう彼に会うことはないかも知れないが、
人の人生なんてひょんなきっかけで変わる。

そこでも、お金を使ってみたが1つ学んだ事がある。

それは、施しを受けているうちは生きる希望が湧いて来ないこと。

自分から一歩前に出なければ、進む事は
できない。

そんな事を知った。


最近、壁画を描いている。
いろんな手法でイラストや絵画も描く。
この仕事に値段が付始めた。

ジュエリーの創作作家として月100万円稼いでいた経験はあるが、絵によって
再び、お金を手にする機会が増えてきた。

このお金をどう生かし
どう回し
誰と過ごし
何に使うかは既に決まっている。

お金はエネルギーであり、
生み出すモノ。

価値の共有である。
虹を見たら誰もが幸せな気分になる。
そういうお金の感覚でありたい。
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