ペイフォワード Ⅰ
あれは、20年前のこと。
当時、妊婦だった時の出来事だった。
映画を見に夜の街を運転しながらナビゲーションの標示を間違えてしまいUターンするため空き地に入った。
すると、その空き地は農地かはたまた砂地だったのかタイヤが砂を巻き上げる。
ギュギュギュ ギュルギュル〜
アクセルを踏めば踏むほど
タイヤが深く沈んでいった。
焦るハンドルに汗がにじむ。。。
すると、1台の車が停まった。
ワーゲンバスだ。
どうやらこちらの様子に気づいて
2人が車から降りてこちらに向かって歩いて来る。
「砂地にハマってしまったんですね、後ろから押しますから〜」
なんて神々しい✨笑顔
どうやら二人は若いご夫婦で奥様は赤ちゃんを
抱っこしている。
あっという間に車を押し出し、安全な状態まで
見届けると
お2人共爽やかに去ろうとするので
私「お名前を教えてください」
ご主人「いえ、名乗るほどではないです。
次に困っている人を助けてあげてください。」
その言葉、今も大切にしています。
カッコイイ2人だったな。
ペイフォワードは幸せの連鎖
困っている人への橋渡し
生きとし逝けるものの
繰り返しを自然体で
受け止め流し、繰り返す。
ありがとう
ごめんなさい
ゆるしてください
愛しています
ホ・オポノポノ
ハワイの秘宝より