踊るマリ子と国際電話
今日はなんて穏やかな1日だった。
休肝日はマッサージ椅子にもたれ
ノニ×豆乳を1:4ドリンクを飲みつつ
【凪のお暇最終回】をほのぼのと見ていたところ
LINEコールじゃないか。。。
見れば韓国に留学中の娘からスピーカーにしてと。
(ちなみに写真のRummyは娘の定番おやつ)
娘「Netflixを今すぐ契約してくほし〜い!」
という懇願だ。
私「いや〜 今最終回見てるし。後にして〜」
憧れの留学、まちに待った学生寮のはずが
娘「ここは、監獄だ。 外界との壁は厚く
電波さえまばらでTVもとぎれとぎれで、、、」
散々、千葉の実家でマイペースに家族を振り回してきた娘だったがここに来て気持ちの変化が
娘「家族がいいよ、日本もいい国だし!」
そんな娘のセリフを聞いた母マリ子はご機嫌に
なり踊りだす始末。
マ「Netflix契約していいよ〜。そのくらい出してあげよう。今までも出してあげてたけど。」
と笑いつつイヤミをチクリと言いました。
やはり、母は普通の母ではなく(¯―¯٥)
恐るべしマリ子なのだ。
その孫である強気だった娘も、
まさかのホームシック。
あんなに、さっさと留学へ行って日本を離れたいと
言っていたのはつい1ヶ月前のこと。
韓国情勢は思ったより問題なく、監獄という名の学生寮は閉鎖的だそう。
一歩自分の国を離れると、見えなかったものが
見えてくる。
島国ニッポンの中にいると居心地のいいような
物足りなささえ感じる。
飛行機が飛び立つ瞬間の開放感は
無重力状態の気持ちでいっぱいになる。
再び、飛び立ちたい衝動に時々駆られることがある。20代半ばの記憶を思い起こすのだ。
背中にはバックパックを背負って
ヒッチハイクしている田舎町の風景を。
そんな私はホームシックの経験が未だない。
それでは、マリ子が踊れない。
追伸
LINEは便利でも国際電話とは言えない。
あまりに音が鮮明で、部屋からかけてきたのと変わらないじゃないか。
25年前の海外では通信の不便さが人を育ててくれた様にも思う。。。