chikyuwatomodachi’s diary

地球はともだちのお話

愛犬チョッパーの赤い糸伝説 純情編

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チッ こんな狭いところに押し込みやがって

しかも、いったい全体どこに行こうってんだ。

あ〜 オシッコしたい。モレちゃうじゃん。



年末の最中、チョッパーを乗せて千葉の実家へ向かう。あそこなら、ケージがあるし。

途中でトイレ休憩を入れつつ、何とか着いた。

チョッパーは車のトランクで吠え続け

喉が乾いていたらしい。

お水を出してやると 駆けつけ2杯呑み干した。

次にサンプルでもらったカリカリご飯を出すと

秒で消えた。


ケージに入れるまで、玄関に繋いで置いたが

生前の父とチョッパーは

ゴジラVSキングギドラ

睨み合いが続いていた。

小型犬しか飼った事がない父はビビッて た。

「なんだ、居候 お前 生意気だぞ!」




なんだ なんだ なんなんだ

オイラは長旅で疲れてんだ 

できれば もう寝たいんだ

そろそろ 横になりたいんだ

もう、懲り懲りなんだよ〜




ケージが組み立てられ 母マリ子とどうやって

あの暴君を誘導するか 悩みに悩む

みんな怖がって 遠巻きに見てるし。

「ケージの上は空いているしいっそそこから
入れちゃえば?」とマリ子。

そんな簡単に抱っこできる訳ない。

無謀な事を平気で言うから恐ろしい。


案の定、チョッパーはケージの入り口を敬遠。

さあて、どうするか。。。

イチかバチか、私がケージの中に先に入ってみた。

それだって、結構な勇気だ。

そしたら、入り口からスルッと入ってくれた。

本当はドキドキだったんだね。

年末の夜、安堵の表情で眠るチョッパーだった。

緊張もしていたよね。

おやすみチョッパー。