立場により変わる視界
歩く、走る、自転車、車。
立場によって変わる視界。
自転車のマナー違反でハッとすることがあった。
パンクの修理をしに自転車屋さんへ。
修理が終わり、停めていた自転車の後ろのロックを
外そうと足でキックした瞬間!
私のすぐ脇をスレスレにおばちゃまが通る
「人が走っているのに何よ!」
よくよく見てみると歩道の真ん中を右側通行している。明らかにマナー違反だ。
しかし、この状況から見て自分がルール違反を
している事に気がついていない。
このおばちゃまがよろけ転倒しても怖いし
ルール違反に気づかないのも痛い
「右側通行ですよ、左側通しましょう。」
「なによ!人が走ってるのに!」
そう言って、おばちゃまは去っていく。
自転車に免許は無いがルールは大切。
昨今、自転車同士の交通事故も目につく。
さて一方、ここで気づかされたのは立場について。
お互いの立ち位置を考えると相手の言葉に
気づける。
聴覚障がい者である知人からは右側で自転車を走らせないと不安で、このルールが条例となり自転車に乗るのは止めたそう。
健常者が作るルールが全てに対し公平な常識ではないこともある。
人は自分の立場から見える景色に意識を置くが
本当に必要なことは見えている世界以外にもある。
ルールは大切。モラルはもっと。
なんのためにあるのか、
いまいちど、見直しが必要だね。