ヒューマンウォッチング、カウチ族vsスマホ族
あかね雲 昔も今も
変わらない
そびえ立つのは せいたかのっぽ
東京タワーを久しぶりに見た。
その近くでアーティストの友人ken-g のライヴアートがあった。
会場はR-startup-studio
ここの事業や視点はとてもいい。
この話はもっと重要なので、のちほど綴ることにしよう。
さて、昨日はあさイチ壁画を描き
夜は麻布でライヴアートに参加し、エキサイティングだったが、帰りの地下鉄東西線
電車は混んでいて
少し足が怠かった。
目の前の席の人が乗り過ごしそうだったのか
急に閉まる扉へ向かって駆け降りる。
ちょうどよかった。と思って座った。
隣のお兄さん、とは言っても40~50代以上。
いわゆる中年世代。
iPadを片手に、右側の棚みたいなところへ
スナック菓子を置いてポリポリパリパリ。
その手を宙でヒラヒラすると粉を落とし
すぐにiPadで何かを検索してる。
(油でギトギトしないのかしら?)
時折、小さな声でしゃべる。
しかし、ちょっと私に肘がぶつかると
すぐに挨拶をする。
決して、悪い人ではなくマナーの問題なのだ。
ここは彼のカウチか(笑)
と思わせる長い地下鉄タイム。
夜なので、窓越しに映る顔を見てみる。
まぁ、普通の中年。
足の下にはビールのロング缶を置いて
ときどきグビリとやっている。
金曜日の夜にコロナ禍で一杯ひっかける
のが電車内。
その様子を見る向かい側のサラリーマンたちの好奇の目。
スナック菓子はプンプンとチーズの匂い。
フリトレーかな、強めの香り。
夕飯を食べて居なかったから、刺激が凄かった。深夜22:00の40分間、東西線直通東葉高速線の出来事。
さて、ここで電車の過ごし方について
考えてみた。
見渡せば、誰もが一心不乱にスマホをいじっている。
そんな中でもカウチ族は少ない、少数派。
そのお兄さんは周囲に対して何の躊躇いも無く楽しそうにパクパクやってる。
それに対して、スマホ族は多数派。
電磁波の問題や小さな画面で何を見ようと
おとがめ無し。
スマホに集中し過ぎて、降りる駅でも
スルーしてしまうなんて光景も目にする。
こうして電車に乗っていると、全く飽きる事が無いのだ。
電車内で何かを食べたことはありますか?
わたしは飴やチョコなどはいただくことがある。小腹はちょいと空くことはある。
しかし、カウチ族のお兄さんはちょっと
変わっている人。
う~ん、かなりか。匂いの強いモノは気をつけて。それから、粉々したモノは周囲に
迷惑がかかってる。
スマホ族のみなさんはそれが当たり前に感じてるかもしれないが、これまた電磁波は
駄々漏れ。
で、わたしは超少数派。
電車内ではたいていお絵描きをしている。
たまに、小さい子どもからツッコみが
入るけど。
移動中はアイデアが溢れだすから
止められない。
お絵描きタイムの手を止めてヒューマンウォッチングしている、ちょっとユニークな時間だった。
さてと、もうすぐ最寄り駅に着く。。。
と、隣のお兄さんは急いで荷物をまとめている。
出したゴミや重そうなマイバックを4つ程。
そしてなぜか。。。なぜか最後にマスクを付けた。
えっ?今までマスクしていなかったよね?
その姿がちょっと滑稽だった。