chikyuwatomodachi’s diary

地球はともだちのお話

神楽坂おもてなしツアーで話題!清潔感ってどんなん?

路地裏の朝顔揺れる
神楽坂
浴衣美人の
下駄の音響く
f:id:emikobo45:20200831132507j:plain

昨夜の神楽坂おもてなしツアーはちょっと
身近なメンバーだったこともあり
砕けた雰囲気でお酒の勢いも後押しして
ちょっと空気が違った。

熊本から参加された愛氣法の創設者は仙人の様に白髪混じりの長い髭を蓄えていた。

その様子が清潔感が無いのでは?
というご意見を才能学でおなじみの七条さんが切り出した。彼はサッパリ短髪髭無し派。この髭ばなしから談義がスタート!

当然、お酒も2杯目以上。そこで、

『あなたの思う男性の清潔感とは?』

という問いをしてみた。

ホワイトカラーの
アイロンのかかったシャツを着て
ほどよい体格に引き締まっていて
髪の毛は長すぎず、襟足スッキリ。

そんなステレオタイプの清潔感がいいのか
どうかわからないが、アラフィフ女子の口から出た言葉は👇です。

【ジェントルマンがいい。】

そうです。
見た目の事よりも、立ち居振舞いや生き方までもにじみ出てしまうジェントル。
まさに紳士的かどうか。

この話題でボルテージは最高潮へ。

ツアーの船頭役、陽子さんはメチャクチャ笑顔でツッコミ。
男性二人がスマホに吸いこまれていく様子を見逃すことはなかった。。。。


確かにこの手の話題はなんだか評価されてるみたいで複雑かもしれない。
しかし、グラドル雑誌を見て批評する感覚ではない。心の在り方が見えるのだ。


どんな人が清潔感を感じるかという問いは
無精髭が嫌だからとか汗臭いとか、ファーストインスピレーションに関わること。

特に臭いというのは厄介で、ものすごく敏感にそれを感じ取り、動物的観測でその相手に対し自分のテリトリーに入れるかどうかを決めるのだ。

それをもカバーできるジェントルについて考えたい。

ジェントルとは紳士的という意味合いで使われる。古くは貴族の方を指しているが、ここでは前者で言う紳士的だ。


ある知人男性は見た目からジェントルマン。
ロマンスグレーが良く似合っている。
しかし、その方に感じるジェントルとは
見た目の格好良さ以上に行動が伴っている事であった。
人と人が出会った後には、相手の方が見えなくなるまでホームで見送って下さる姿に衝撃を受けた。

一見すると、相手は背中を向けて去って行くので氣がつかない。

それは何とも愛のある行動だ。


記憶を辿るとひとり出会っていた。
学生時代にアルバイトで出会った男子友達は20代前半にして既にジェントルを身につけていた。
おしゃべりしながら、乗り換え駅にて三人で歩いている。わたしは旅行へ行く前だったのか大きいトランクを持っていた。
乗り換えの電車がホームに入ってくると
わたしの手からササッとトランクを持ち替え
運んでくれた。
その行動は決してわざとらしくなく自然で
スマートだった。


またある時、朝のラッシュで地下鉄のエレベーターに乗りこんだ時のこと。
通常は先に乗った人がボタンを押しつつ、次の方の乗り込むのを待つ。
誰もボタンを押さないでいると、ドアが閉まろうとする。
杖をついた高齢者の方がゆっくりと乗り込もうたしていたが、目の前で閉まりかけてしまう。
誰も押さないままで、その方は乗れずに
スルーされてしまった。
ボタンの目の前にいた男性はスマホをいじっていた。気がつかなかったのかも知れない。

また、ある時の出来事。
早朝ホテルでの経営者の会で起業家のトップが集まる会へ行った。

そのエレベーター内ではドアマンの様に
笑顔で挨拶しながらボタンを押しつつ周囲に氣遣う80代のスーツ姿の男性。
あとになって知ったことは、リタイア後も
アルバイトを続けている高齢男性だった。

ジェントルとは年齢や立場に関係なく
誰でも身につけることができる。

しかし、意識的に身につけるには繰り返し
行動を起こさないとなかなかできない。

そんな事を思いながら
神楽坂ツアーを振り替える

毎週木曜日、汐留ロイヤルパークホテル24階ではじまるお茶会がある。
その氣心の知れた朝陽を浴びる会のメンバーは、遊び心も氣遣いも本音トークもできる
楽しい関係だ。

こんな大人時間を満喫させてくれた、
神楽坂おもてなしツアー主催の陽子さんも
いつも着物や浴衣を粋に着こなす姐さん。

おとなが楽しめる素敵な場所で、本音トークもいいじゃない。
神楽坂の街はわたしを大人空間に導いてくれる時間だ。