chikyuwatomodachi’s diary

地球はともだちのお話

14歳だよ。息子よ~シリーズ

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誕生日はラーメン屋へ連れて行く。
プレゼントは姉の御下がりのiPhone8。
LINEだけ繋いだ。
自転車は盗まれたので、中古のママチャリを
希望。
将来は平和に暮らせていればいいとのこと。



2006年9月6日に息子は誕生した。

同日はニュース報道が賑やかだった。
テレビの内容は赤ちゃんの誕生で話題が
つきない様子。

帝王切開で出産することは確定していたので
日程は選ばれていたと言ってもいい。

ズバリ担当医の都合だった。

入院前の検診でカレンダーをパラパラ捲りつつ先生はご自身の出張の都合をチェックしながらこう言った。

「9月6日しか開いてないな。。。
この日でどう?」

何とも呆気なく決められた。

しかし、その日は日本国にとって重要の日でもあった。

そう、秋篠宮家に待望の男の子が誕生したのだ。

同時、紀子さまは高齢出産でこの日は
帝王學に基づいた特別な日だと言うではないか。。。

あれ?じゃ、我が息子はそんな特別な日を
選んでこの世にやってきたというの?



手術室には娘が選んだCD HANSONポップロックが大音量でかかる。

全く緊張感もなく、お医者さんも看護師さんも終始笑顔。
その時の看護師さんのユニフォームは確か
スポンジボブのイラストが入っていた。

遡ること6年前の出産は緊急手術による
帝王切開だった。
脳に異常があるかもしれないと脅され
緊張感に包まれながら書類にサインした。

それとは対極にある明るい出産。

「ちょっと押し出すよ~」

その一声は担当医からだ。この声を聞いたとたん、息子を取り出す瞬間にtrapしていて
真っ暗な宇宙空間の中で高速滑り台の様な乗り物にハイスピードで引っ張りあげられる感覚を経験した。

37歳での出産は不思議な宇宙旅行

そして、出てきた男の子こそ宇宙人だ。

最近は会話は何とか通じるが、相変わらずマイペースで生きている。

「母~母~は母に話がある。」

14歳の誕生日祝いに外食へ行こうと車に乗り込んで二人きりになった。

「オレにさ、彼女ができたんだ。」

と、報告があった。

何か嬉しい気持ちを抑えきれなかったみたいで、その姿は運転席と後部座席での対話にも関わらず溢れでる喜びを隠しきれない様。

人生初の彼女ができたことへ
案外アッサリと応えた。

「ふーん、良かったじゃない。
女性と付き合うにはマナーが大切だな。
清潔感とマナー。」

「うん、よろしくお願いします。
あっ!でも、このことは他の家族に言わないでね。」

「じゃあ、なぜわたしに言うの?」

「母はこういうの信用できるから」

いえいえ、blogネタにしています(笑)

と、まぁ何とも微笑ましく本日は晴れて14歳となった。

のほほんとしている様で世の中をよく見ている処がオモシロイ、小さな頃から哲学者でもある。

学校の成績については全然伸びずとも悩んでいない。基本的に明るく陽気で人が好き。

そんな息子のマイペース人生が少し加速はじめたのかも。

母としてできることは見守るぐらいだけど
恋せよ、息子。

大人への階段を登りはじめたなと
感じている。