1日3個のゴミ拾い。経済活動とゴミ問題は比例するのか!
東京に暮らしていると、気づくことがある。
それは、町が街であり、汚れていること。
たくさんの人が、行き交う新宿駅も
まさにゴミの山。
経済活動の激しい街程、裏道が汚れる。
新宿については、全部汚れている。
キレイなのは都庁の周辺や高級感ある一流ホテル街だけである。
さて、数年前より都内に出向く事が増えた。
私の住んでいる東村山は東京都下。
西武新宿線に飛び乗れば、32分で新宿に着く。
1日3個のゴミ拾いをはじめた。
最初は大勢で集まってゴミ拾いする人達が気になった。
日本煙草産業のジャンパーを着た人達がゴミ拾いをしていた。
しかし、私はそのゴミ拾いに参加する時間は無い。
ならば、東京横断しながらゴミを拾ってみたら
何か気づくことがあるんじゃないか?
そう、考えた。
誰もが被災地の支援や大きなボランティア活動ができるわけではない。
1日に、たった3つのゴミを拾うだけで良いのだ。
しかし、それはとても地味な作業であり
何よりも怪しい。
ティッシュやマスクなどの衛生品はどんな菌が
着いているかわからないので拾わない。
お財布を拾ったら、すぐに交番や駅に届ける。
拾ったゴミは何かのメッセージであり、これを記録する。
などなど、自分の中にテーマを決めて始めた。
東京という街はゴミだらけである。
さて、拾い上げたゴミの一部を紹介。
ヘアゴム
ヘアピン
マスカラ
口紅
老眼鏡
お財布
Tポイントカード
トランプ
おもちゃのキラキラ指輪💍
まだまだある。
最後におまけ。
これは、女子トイレの風景である。
確か、小田急線だ。トイレはリニューアルして
美しい。
女子にとって、トイレは用を足すだけでなく
お化粧を直したり、コンタクトレンズを入れ替えたりと中々忙しい場所である。
しかし、美しく変身するためにキレイなトイレに
ゴミを捨てずに放置したまま、次の場所へ移る行為は如何なものか。。。
いや、これこそ美しくない。
美しい女性になりたいなら、美しい行動をしよう。
お掃除の女性にインタビューしたことがある。
あれは、都内の赤坂見附駅だった。
「最近の女子トイレはずっとこうだよ。
みんな、姿ばかりキレイにしてゆくけど、
自分の出したゴミは片付けないんだよ。」
1日に一人が3つ拾うだけでいい。
まずは自分の出したゴミを片付ける。
ただ、それだけで自分の住む地球がキレイになる。
とても、簡単なことだ。
間もなくオリンピック&パラリンピック。
たくさんの外国人の目に映る東京の街。