chikyuwatomodachi’s diary

地球はともだちのお話

MON NOM 2〜祖母のあきばあちゃんからのメッセージ〜

わたしのなまえを付けてくれたあきさん。

母マリ子の母、 あきばあちゃんのこと。

まだ、介護サービスが受けられない頃
脊髄の手術でのミスから、とても残念。
14年間という長い長い寝たきり生活のあと他界。

しかし、私には優しい祖母の笑顔が
脳裏にあるのだ。

やんちゃんなおじいちゃんと恋に落ち、
駆け落ちしたなんて話は何度も母マリ子から
聞かされた。

しかし、そんな風には到底思えないほど
控え目で可愛らしくもの静かな人だった。

田舎の奥地に行くと、竹林の道路を通り
何もない所に源五商店がある。
その店が祖父母が商いするところ。

夏休みになると長く泊まれるのが嬉しい
竹竿にタコ糸を結んでザリガニ釣りに
屋根に登ってはカフド虫やクワガタを取りに
よくいったもんだ。

あきばあちゃんが瓜の種を取る横で
じーっとのぞき込んだり
手作業で荷物ひもを編んでカゴを作る
その仕草を今でも覚えている。

なのになぜだろう
どうしても声を思い出す事はできない。
とっても大好きだった人なのに
わたしのなまえを付けてくれたのに

そんな事を考えると今でも瞼が熱くなる

それは別れ際に会えなかったからなの?

タンスからヘソクリを
見つけちゃったから?

寝たきりになったのが怖くて
小学生のわたしは
長く床に伏せている部屋には長居できなかった

悲しい夢の中に出てきたのは
星の砂の小瓶に並ぶ十字架を背負う小さな祖母
泣いて泣いて涙で布団が濡れた夜

月日が流れわたしは大人に

お別れの大切なときに大学の友人と卒業旅行でJazzの街、ニューオリンズにいた。

電話口で聞かされて、愕然とした
葬儀はすでに終わっていた。。。

だから、未だにお別れはできていない。

わたしのなまえ

それは貴女からの大切なメッセージ。



ありがとう
ごめんなさい
ゆるしてください
あいしています

 
ホ・オポノポノ
ハワイの秘宝