chikyuwatomodachi’s diary

地球はともだちのお話

最強のオンナ!マリ子伝説

本日は父のイサムの5回忌命日なり。
f:id:emikobo45:20200111185013j:plain

マリ子は酒がほどよく回ってくると、
父の事を今でも愛して止まない。

私の記憶が確かなら夫婦喧嘩もあった。
いや、あったな。
f:id:emikobo45:20200111185120j:plain

イサムはマリ子の8歳年の差夫婦。

まるで、子供を諭すようにマリ子を
私達の前で注意したりしてた。

お嬢様育ちのマリ子は厳しい父親に育てられたのに
更に厳格なイサムとお見合い結婚を選んだのだ。

f:id:emikobo45:20200111185249j:plain
f:id:emikobo45:20200111185425j:plain

さて、そんなマリ子にまさかの強敵が出現!

昨年の春から3世代同居を始めた、孫の凱だ。 

小学生の頃は夏休みにまるまる1ヶ月千葉で滞在していた事もあり、本人が祖母マリ子との同居を
選んだ。

「マリちゃん一人で寂しいみたいだから一緒に住もうと思ってるんだ。」

その言葉に私が動かされた。

しかし、だ!

そんな凱に思春期スイッチが入り

なぜだかそのスイッチをマリ子が押す。


昨夜は風呂の栓についてのバトルだ。

毎回、風呂を洗うのが息子の仕事。

それについて、マリ子は毎回のイチャモン。


このパターンで、お風呂の湯が流れ出る事について凱にこう言った。

「もー!全くマリちゃん寒くて風邪ひいちゃう。
二回もお湯はりなおしても流れちゃう。凱め、
全くいい加減なんだから〜!」
 
(その時、お風呂の中にある網が無かったのは
既に凱のせいと決めつけている。)


それを聞きつけた凱は、

「もーーー!オレだって部活終わって疲れてんのに風呂洗った事については何にも言わずに文句ばっかだよな!!!」

と大声を出して、ピシャリと戸を閉めた。


本日は穏やかに愛氣法を受けたよね?
ねぇ、みなさん?

と私だけが妙に平静。

白熱した挙げ句、
私に注意を受けたマリ子。

私は二人のツジツマが合わない証言を確認し風呂へ

マリ子、ふて寝部屋へこもる…。

凱はマリ子を挑発したのか、私が風呂に入ってる間に更にエキサイトした模様。

ムムム!これはムムムです。

早速、愛氣法や言葉の魔法をお試ししました。

と、まあ我が家はドタバタのお笑い劇場に
はたまた激情型の熱い性格なのか⁉
 

この様に、マリ子の最強伝説はネタに溢れ
全てを今夜お話するのは不可能です。

ただ、今夜はマリ子が毎年楽しみにしている
あの日の前夜。

あの日、それは六町目の餅つき大会。

伝説のオンナは、この日蝶になるのだ。


全身を重装備で固め、周りの人々を従え

餅つきのやり方を伝授する日。


張り切るマリ子に町内のおじちゃんたちも
一目置いていて、誰もがマリ子の支持により
動く日だ。

伝説のオンナは今年もやって来る!

そんな伝説のオンナを見たい人は
明日の餅つき大会に集合さ〜。


この餅つきの良さ、それはもう一つ。

この六丁目のこどもでなくても、 
大人からこどもまで、
誰もが無料でつきたてのお餅が食べられること。

この町には、こども食堂が無くても
誰でも一緒に食べられる
そんな企画をマリ子が提案していた。

私は最強のオンナには頭が上がらない。
なんと言っても、産まれたばかりの赤子を背中に
おぶってこの活動をはじめたそう。

何を隠そう、その赤ちゃんが私なのだ。


そうそう、
お箸とお椀をお忘れなく。 
会場を知りたい方はメッセージください。